母乳とダイオキシン
環境ホルモンの代表である「ダイオキシン」
そのダイオキシンが、母乳にも多く含まれていて、外国では生後4ヶ月以降の母乳禁止を指導していた国まであるという話を聞き、当時とても不安になったものです。
ダイオキシンは、9割以上が食べ物からの摂取で体内に蓄積されていくといいます。
その中でも7〜9割が魚介類、肉、乳製品、卵の摂取からと言われています。
それは、ダイオキシンは水に溶けないけれど、脂肪には良く溶けて体内の脂肪中に蓄積されるものです。
一度体の中に入ったダイオキシンが半分の量に減るのには、7年くらいかかるそう。
母乳には脂肪がたくさん含まれているので、母体のダイオキシンは母乳中に排泄されてそれを赤ちゃんが摂取するといわれています。
でも、大阪府における凍結母乳の調査では、1974年をピークに母乳のダイオキシン濃度は半分以下に減っているという報告があります。
また、前述した母乳禁止指導の外国とは、ドイツなのですが、
その指導を10年間続けた結果、断乳による精神的動揺や不安の害の方が多く報告されるようになり、また、1995年に母乳のダイオキシン濃度が半減したために、その指導は今ではなくなっています。
当時、アトピーの原因は、ダイオキシンなのではないか?
なども言われていました。
でもそれは、母乳育児の赤ちゃんにアトピーが多いという説が報道がされたかららしいです。
実際、そのことは検証の仕方に問題があるし、アトピーとダイオキシンの因果関係は実証がないようです。
アトピーだと、牛乳や離乳食が困難で、授乳期間が長くなるから、=母乳育児でアトピーになる、みたいな変な逆説になったようですね。
現在よりも私が長男を出産した時の方が、ダイオキシン問題はとても言われていたのです。
まわりからも母乳育児して大丈夫?なんていわれた事ありましたから。
でも、私は母乳育児を選びました。
メリットの方が大きいと考えたからです。
そして、食べ物からの摂取を減らすよう気をつけました。
マグロとか、大きくて脂肪の多いものは避けたりしたんです。
(大きくなった子どもたち、大好物がマグロなんですけど^^;)
肉類や乳製品などは、輸入の方が危険性が高いようです。
玄米や食物繊維は、腸からのダイオキシンの排泄を促進するというわれ、当時積極的に食べました。
※玄米は、ミネラルを流す作用もありので、摂取には注意が必要です。
そして、自分が母という立場になり、この母乳とダイオキシンとの関係でより実感したことは・・・
環境ホルモンは、世間一般では被害者意識が強いけれど、私たちは加害者でもあるんだな、ということです。
だって、その排泄のもととなるものから、今まで恩恵をいただいてきたんだもの。
だからこれからできること、塩素含有のプラスチック製品を使わないようにしたり、ゴミを増やさないようにしたり、小さなことかもしれないけど、「ちりも積もれば山となる」
とっても感じました。
結論!母乳育児バンザイ!母になったことで、より環境のことを考えていこう^^
参考文献:『母乳とダイオキシン』本郷 寛子著
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